
横浜市でテレビを処分したい!でもどうすればいい?
「新しく最新のテレビに買い替えたから、これまで使っていた古いものを処分したい」
「長年使っていたテレビが壊れて映らなくなってしまったけれど、大きくて重いし、どうやって捨てればいいのかわからない」
「引越しを機にテレビを手放したいけれど、手続きの時間がなくて焦っている」
横浜市にお住まいの方で、このようなお悩みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。テレビは私たちの生活に欠かせない日常的な家電ですが、いざ「捨てる」となると、一般的な家庭ごみとは異なる複雑なルールが適用されるため、迷ってしまうのも当然です。
この記事では、横浜市にお住まいの方に向けて、テレビの正しい捨て方を一からわかりやすく徹底解説します。ご自身の状況や優先順位(安く済ませたい、手間をかけたくない、すぐに処分したいなど)に合わせた最適な処分方法が必ず見つかります。ぜひ最後までお読みいただき、安全でスムーズに、そして法律を遵守してテレビを手放しましょう。
【結論】横浜市ではテレビを「粗大ゴミ」として捨てられません
テレビは「家電リサイクル法」の対象品目です
まず、もっとも重要で基本的な結論をお伝えします。横浜市では、テレビをいつもの集積所(ゴミ捨て場)に出したり、横浜市の「粗大ゴミ」として回収を依頼したりすることは絶対にできません。
その理由は、テレビが「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」という法律の対象品目に指定されているからです。テレビの内部には、鉄、アルミニウム、ガラス、さらには金や銅などの希少な資源(レアメタル)が豊富に含まれています。これらを埋め立てて無駄にするのではなく、有効に回収・再利用して環境を守るために、特別なルートで処理することが義務付けられているのです。
家電リサイクル法の対象となるテレビと、対象外となる主な製品の区分は以下の通りです。
| 区分 | 該当する主な製品 | 処分方法 |
|---|---|---|
| 対象になるテレビ | 液晶テレビ、プラズマテレビ、ブラウン管テレビ、有機ELテレビ(2024年4月より追加) | 家電リサイクル法に基づく処分(本記事で解説) |
| 対象外の製品 | パソコン用モニター、プロジェクションテレビ、車載用テレビ、携帯用小型テレビ | PCリサイクル法や、横浜市の小型家電回収・粗大ゴミなどの別ルール |
処分には「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります
家電リサイクル法のルールに従ってテレビを処分する場合、原則として消費者は以下の2つの費用を負担する必要があります。
- リサイクル料金:テレビを解体し、素材ごとに分別して資源としてリサイクルするための費用です。テレビの「メーカー」や「画面のサイズ(15型以下か、16型以上か)」によって全国一律で金額が決められています。(目安:1,320円〜2,970円程度)
- 収集運搬料金:古いテレビをご自宅などの排出場所から回収し、メーカーが指定する引取場所まで安全に運ぶための費用です。回収を依頼する小売業者(家電量販店など)や回収業者が独自に設定しているため、依頼先によって金額が異なります。(目安:1,500円〜3,000円程度)
「お金がかかるなら、こっそり空き地やゴミ捨て場に置いてしまおうかな…」と魔が差してしまう方がいるかもしれませんが、それは絶対にやめてください。不法投棄は「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金」が科せられる重い犯罪です。また、テレビにはガラス部品や重量のある部品が使われており、無理に解体して一般ごみとして捨てようとすると、ご自身だけでなく、ゴミ収集の作業員がケガをしてしまう大変な危険が伴います。作業員の安全と美しい横浜市の環境を守るためにも、必ず正しい手順で処分しましょう。
横浜市での正しいテレビの捨て方・手順
横浜市でテレビを正しく処分するには、主に4つの公的な方法があります。ご自身の状況(買い替えか処分のみか、購入店がわかるかなど)に合わせて最適な方法を選んでください。
方法1:新しくテレビを買い替える場合(購入店に依頼)
もっとも簡単でスムーズなのは、新しいテレビを買うお店に、古いテレビの引き取りをお願いする方法です。
家電量販店やオンラインショップで新しいテレビを購入する際、「古いテレビの回収(リサイクル回収)」を同時に申し込むことができます。新しいテレビの配送・設置に来てくれたスタッフが、そのまま古いテレビを持っていってくれるため、ご自身で運ぶ手間が一切かかりません。
- 手順:新しいテレビの購入時に「リサイクル回収」を申し込む。
- 費用:新しいテレビの代金と一緒に、リサイクル料金と収集運搬料金を支払う。
- 注意点:ネットショップで購入する場合は、購入画面でリサイクル回収のチェックボックスに忘れずにチェックを入れてください。後から申し込むと別日での回収になる場合があります。
方法2:処分のみで、購入した店舗がわかる場合
「新しいテレビは買わないけれど、古いテレビを捨てたい」という場合で、そのテレビを過去に買ったお店(横浜市内の店舗など)がわかるなら、そのお店に連絡してください。
家電リサイクル法では、過去に自店で販売した対象家電について、消費者から引き取りを求められた場合、販売店にはそれを受け入れる義務があります。レシートや保証書が残っていれば確実ですが、紛失していてもお店の購入履歴データで確認できることが多いため、まずは相談してみましょう。
- 手順:購入した店舗のサービスカウンターや電話窓口に「テレビの処分をお願いしたい」と伝える。
- 費用:店頭または回収時に、リサイクル料金と収集運搬料金を支払う。
方法3:購入店舗が不明・遠方の場合①(横浜市家電リサイクル推進協議会)
「ネットオークションや友人からもらった」「引越ししてきて、買ったお店が遠く(他県など)にある」「買ったお店がすでに閉店してしまった」といった場合は、購入店に依頼することができません。
その場合、横浜市が公式に案内している「横浜市家電リサイクル推進協議会」に回収を依頼することができます。横浜市と協定を結んだ信頼できる業者が対応するため、ぼったくりなどのトラブルの心配がありません。
- 申し込み:横浜市家電リサイクル推進協議会(電話番号は横浜市公式HPにて確認)へ電話で申し込みます。
- 日時の決定:オペレーターと相談し、回収に来てもらう希望日を決定します。
- 回収・支払い:予約した日時に業者が自宅まで回収に来ます。その際、現金で「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の合計額を直接支払います。
※時期(特に引越しシーズンの3月〜4月)によっては予約が混み合い、回収までに日数がかかることがあるため、早めの申し込みをおすすめします。
方法4:購入店舗が不明・遠方の場合②(指定引取場所へ直接持ち込む)
もし自家用車(軽トラックやワンボックスカーなど)があり、ご自身で重いテレビを運搬できる場合は、横浜市内や近郊に設けられている「指定引取場所」へ直接持ち込むのがもっとも安上がりな方法です。
この方法の最大のメリットは、「収集運搬料金」が一切かからないことです。支払うのはリサイクル料金のみとなります。手順は以下の通りです。
- 事前準備:テレビの裏側を見て、「メーカー名」と「画面サイズ(型番)」を必ずメモします。
- 郵便局での手続き:お近くの郵便局(ゆうちょ銀行)へ行き、備え付けの「家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)」に必要事項を記入します。窓口またはATMで、リサイクル料金と振込手数料を支払います。
- リサイクル券の貼り付け:支払い後に受け取った「振替払込受付証明書」を家電リサイクル券の所定欄に貼り、それをテレビ本体の右側面上部などに見えやすいように貼り付けます(画面のガラス部分には貼らないでください)。
- 指定引取場所へ持ち込み:横浜市内(鶴見区や金沢区など)の指定引取場所へ、車で直接持ち込みます。事前予約は不要な場合が多いですが、日曜日や祝日、お盆・年末年始は休業しているため、必ず事前に営業日と受付時間を確認してから出発しましょう。
※持ち込む際は、運搬中にテレビが倒れてガラスが割れたりしないよう、毛布や段ボールで保護し、十分に注意して安全運転で運びましょう。
テレビを処分する際の注意点と例外パターン
事前にテレビの「メーカー」と「画面サイズ」を確認する
テレビを処分する際、リサイクル料金を正確に確定させるために「メーカー名」と「画面サイズ」の情報が必須となります。
テレビの裏側を見てみてください。銀色や白色のシール(型番ラベル)が貼ってあり、そこに「Panasonic」「SONY」「TOSHIBA」などのメーカー名と、「TH-32XXX」「KJ-55XXX」のような型番が記載されています。この型番の中に含まれる2桁の数字(この例なら32や55)が、画面サイズ(インチ数)を表しています。
リサイクル料金は「15型以下(小)」か「16型以上(大)」かで料金区分が変わることが多いため、事前にしっかりとメモしておきましょう。もしシールが剥がれていてわからない場合は、画面の対角線の長さをメジャーで測ることでサイズを割り出すことも可能です。
パソコン用モニターや車載用テレビは区分が異なります
画面がついている機器であっても、すべてが家電リサイクル法の対象になるわけではありません。間違った方法で出そうとすると回収を拒否されてしまいます。
- パソコン用モニター(ディスプレイ):「資源有効利用促進法(PCリサイクル法)」という別の法律の対象になります。横浜市では回収できないため、各パソコンメーカーの受付窓口に直接回収を依頼してください(PCリサイクルマークが貼ってあれば原則無料です)。
- チューナーが内蔵されていないモニター:テレビ番組を受信するチューナーが内蔵されていない単なるディスプレイ機器も、家電リサイクル法の対象外です。
- 車載用テレビ・携帯用小型テレビ:これらも家電リサイクル法の対象外となることが一般的です。横浜市では、市内の区役所などに設置されている「小型家電回収ボックス(投入口:30cm×15cm)」に入るサイズであれば無料で投入できます。入らない場合は「燃やすごみ」や「小さな金属類」など、材質とサイズに応じた分別区分に従って出してください。
お持ちの機器がどの区分に当てはまるか迷った場合は、取扱説明書を確認するか、横浜市のホームページ「ごみと資源の分け方・出し方(MIctionary)」で品目名を入力して検索してみてください。
無料回収を謳う「違法な不用品回収業者」に注意
街中を軽トラックで「ご家庭で不要になったテレビ、パソコンなどを無料で回収します」とスピーカーでアナウンスしながらゆっくり走っている業者や、空き地に「テレビ無料引取」と手書きの看板を出している業者を見たことはありませんか?
こうした「一般廃棄物収集運搬業の許可」を持たない無許可の業者にテレビを渡すのは、非常に危険です。以下のようなトラブルが全国で多発しています。
- 無料と言っていたのに、トラックに積み込んだ途端に「これは型が古いからリサイクル料金がかかる」「積み込み作業代は別だ」と高額な料金を請求された。
- 断ろうとすると威圧的な態度をとられ、怖くて支払ってしまった。
- 回収されたテレビから売れる金属だけが抜き取られ、残りのブラウン管やプラスチック部分が山や川に不法投棄された。
不法投棄は深刻な環境破壊を引き起こし、その撤去には私たちの税金が使われることになります。私たちの美しい街をきれいに保ち、犯罪を防ぐためにも、必ず正規のルールに従って処分してください。
お得に・手間なく手放す!テレビの代替処分方法
もしお持ちのテレビが「まだ新しくて十分に使える状態」であれば、お金を払って捨てるのではなく「誰かに譲る・売る」という選択肢も検討してみましょう。
リサイクルショップや出張買取を利用する
以下のような条件を満たすテレビであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性が高いです。
- 製造から5年以内(長くても7年以内)の製品
- 画面に目立つ傷やドット抜けがなく、汚れが少ない美品
- リモコン、取扱説明書、B-CASカードなどの付属品が揃っている
- 国内の有名メーカー(ソニー、パナソニック、シャープ、東芝など)の製品
大型のテレビをお店に持ち込むのが大変な場合は、自宅まで査定に来てくれる「出張買取サービス」を利用すると、運ぶ手間も省けて大変便利です。処分費用がかかるどころか、数千円〜数万円のちょっとしたお小遣いになるかもしれません。
フリマアプリやネットオークションで売る
「メルカリ」や「ヤフオク!」「ジモティー」などの個人間取引サービスを使って売ることもできます。自分で販売価格を決められるため、リサイクルショップよりも高く売れる可能性があるのが最大のメリットです。
ただし、大型家電であるテレビは、梱包や発送に大きな手間がかかります。輸送中に画面が割れないよう厳重に梱包する必要があり、送料が数千円〜一万円近くかかることも珍しくありません。ヤマト運輸の「梱包・発送たのメル便」などを利用するとプロが梱包してくれますが、その分手数料がかかります。送料や手数料を差し引いて手元に利益が残るか、事前にしっかりと計算することが大切です。
民間の優良な不用品回収業者に依頼する
「引越しの日程が迫っていて、今日・明日中にどうしてもテレビを手放したい」「テレビ以外にも、いらなくなった家具(ベッドやソファ)や家電(冷蔵庫や洗濯機)がたくさんあり、一気に片付けたい」という場合は、民間の不用品回収業者に依頼するのも有効な手段です。
業者のスタッフが自宅の部屋の中まで取りに来てくれるため、重いテレビを自分で玄関まで運ぶ必要がなく、壁や床を傷つける心配もありません。
ただし、依頼する際はトラブルを防ぐため、必ず以下のポイントをチェックして優良な業者を選んでください。
- 横浜市の「一般廃棄物収集運搬業の許可」を取得しているか(または許可業者と提携しているか)。
- ホームページに会社の所在地、代表者名、固定電話番号が明記されているか。
- 料金体系が明確で、事前に書面やメールで無料見積もりを出してくれるか。
横浜市のテレビ処分に関するよくある質問(FAQ)
完全に壊れて映らないテレビでも回収してもらえますか?
はい、問題なく回収してもらえます。家電リサイクル法の目的は、テレビの中に含まれる鉄やプラスチック、ガラス、希少な金属などを資源として再利用することです。そのため、画面が割れていたり、電源が入らなかったりする故障したテレビであっても、正規のルートであれば引き取ってもらえます。ただし、買取店やフリマアプリではジャンク品扱いとなり、売ることは難しくなります。
リモコンやケーブル、テレビ台は一緒に回収してもらえますか?
リモコンや、テレビ本体に直接接続されている電源ケーブルは、テレビの付属品として一緒に家電リサイクルに出すことができます。
しかし、外付けのハードディスク、DVDレコーダー、テレビ台(ラック)などは家電リサイクル法の対象外です。これらは横浜市のルールに従い、「小さな金属類」や「粗大ゴミ(木製のテレビ台など)」として別途処分する必要があります。
リサイクル料金の支払い方法は選べますか?
処分を依頼する方法によって支払い方法が異なります。
- 家電量販店や回収業者に依頼する場合:回収に来てくれたスタッフに、直接現金で支払うケースがほとんどです(一部店舗ではクレジットカードや電子マネーが使える場合もあります)。
- 指定引取場所へ自分で持ち込む場合:事前に郵便局の窓口やATMで「家電リサイクル券」を受け取り、現金またはキャッシュカード等でリサイクル料金を振り込む必要があります。引取場所での直接支払いはできません。
自宅の部屋の中(2階など)から運び出してくれますか?
依頼する店舗や業者によって対応が異なります。玄関先での引き渡しが基本となっている業者もあれば、追加料金なしでリビングや2階の部屋から運び出してくれる業者もあります。大型テレビは非常に重量があるため、ご自身で玄関まで運ぶのが難しい場合は、申し込みの段階で「部屋の中からの搬出作業(階段の有無など)もお願いできるか」を必ず確認しておきましょう。
事業用(店舗やオフィス)で使っていたテレビはどうすればいいですか?
会社や店舗、オフィスなどで事業用として使用していた家庭用テレビであっても、家電リサイクル法の対象となります。ただし、事業系ごみとしての扱いになるため、横浜市の家庭ごみ向けの窓口ではなく、購入した販売店に相談するか、事業系一般廃棄物の許可を持った業者に回収を依頼してください。
【まとめ】横浜市でのテレビ処分方法・料金比較表
最後に、これまでご紹介した横浜市でのテレビの処分方法を一覧表にまとめました。ご自身の優先順位(安さ、手間のなさ、スピードなど)に合わせて、最適な方法を選んでください。
| 処分方法 | 費用の目安 | 手間・特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ① 新しく買い替える | リサイクル料金 + 収集運搬料金 | 新しいテレビの搬入と同時に古いものを回収してくれるため、一番ラク。 | テレビを新調する予定がある人 |
| ② 購入した店舗に依頼 | リサイクル料金 + 収集運搬料金 | 電話や店頭で申し込むだけ。確実で安心。 | 買ったお店が近所にあり、処分だけしたい人 |
| ③ 横浜市家電リサイクル推進協議会 | リサイクル料金 + 収集運搬料金 | 電話で申し込み、自宅まで回収に来てくれる。 | 買ったお店がわからない、遠方にある人 |
| ④ 指定引取場所へ持ち込み | リサイクル料金のみ(最安) | 郵便局での手続きと、車での運搬が必要。収集運搬料金がかからない。 | 車を持っていて、とにかく安く処分したい人 |
| ⑤ 買取・フリマアプリ | 無料(売れればプラスになる) | 査定や出品、梱包・発送の手間がかかる。 | 製造から5年以内の綺麗なテレビを持っている人 |
| ⑥ 民間の不用品回収業者 | 業者による(見積もり必須) | 部屋からの搬出もお任せ。他の不用品もまとめて処分できる。 | 引越し等で急いでいる人、他にも捨てる物がある人 |
テレビは重く、正しい捨て方をしないと不法投棄などのトラブルや、ケガの原因になります。横浜市および国のルールをしっかりと守って、安全にスッキリと処分しましょう!
出典
- 横浜市ウェブサイト エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の出し方
- https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/shushufuka/kadenseihin/das9.html


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