横浜市でスプレー缶やカセットボンベを処分する際、「穴あけは必要なの?」「何ゴミに出せばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
スプレー缶は出し方を間違えると、収集車や処理施設での火災事故につながる恐れがあるため、正しいルールを知っておくことが非常に重要です。
横浜市発行の公式パンフレットによると、スプレー缶は「燃やすごみと同じ曜日(週2回)」に、独自のルールで排出することになっています。
この記事では、公式情報に基づいた安全な捨て方の手順や注意点を詳しく解説します。
横浜市でスプレー缶は何ゴミ?公式パンフレットの分別区分
横浜市において、スプレー缶(殺虫剤、整髪料、カセットボンベなど)は、「スプレー缶」という独立した分別区分に指定されています。
よく「缶・びん・ペットボトル」の日に一緒に出してしまいがちですが、これは間違いです。
横浜市では、缶・びん・ペットボトルの選別を「手作業」で行っているため、スプレー缶が混入すると爆発や火災、作業員の怪我を招く危険があるからです。
【手順解説】スプレー缶の安全な捨て方・出し方
横浜市公式のガイドブックでは、以下の3ステップでスプレー缶を出すよう指示されています。
ステップ1:中身を完全に使い切る
火災防止のため、必ず中身を出し切ってください。スプレーの音がしなくなるまでボタンを押し、ガスを抜きます。
ステップ2:キャップを外す
プラスチック製のキャップ(ふた)は、スプレー缶本体とは分別が必要です。キャップは「プラスチック資源」の区分で出してください。
ステップ3:透明・半透明の袋にまとめて出す
中身を出し切った本体のみを、透明または半透明の袋にまとめて入れます。他のゴミ(燃やすごみや燃えないごみ)とは混ぜず、スプレー缶だけを一つの袋にまとめて集積場所へ出してください。
注意!サイズや種類で変わるスプレー缶の分別ルール
処分する際には、特に以下の2点に注意が必要です。
1. 穴あけは「不要」
横浜市では、排出時の穴あけは不要としています。無理に穴をあけようとすると、残ったガスに引火したり、缶が破裂したりする危険があるため、穴をあけずにそのまま出してください。
2. ライターとの違い
使い捨てのガスライターも「中身を使い切る」という点は共通していますが、分別区分は「燃やすごみ」となります。スプレー缶の袋には混ぜないよう注意しましょう。
3. 「小さな金属類」との混同に注意
金属製の製品でも、スプレー缶は「小さな金属類」ではなく「スプレー缶」として排出します。例えば、中身のないペンキ缶(30cm未満)は「小さな金属類」ですが、スプレータイプの塗料は「スプレー缶」扱いです。
市で回収できないスプレー缶(適正処理困難物)の場合の対処法
「中身がどうしても出し切れない」「古すぎて噴射できない」といったスプレー缶については、無理に自分で対処せず、以下の公式な相談窓口を利用してください。
- 相談先:お住まいの区の「資源循環局事務所」
- 対応内容:中身が残った状態での処理方法について、各区の事務所で個別に相談を受け付けています。
また、事業活動(店舗や事務所など)から出たスプレー缶は、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。許可を受けた廃棄物処理業者へ依頼する必要があります 。
横浜市でのスプレー缶処分に関するよくある質問(FAQ)
横浜市の公式ガイドブックを元に、よくある疑問に回答します。
Q:カセットコンロ用のボンベも「スプレー缶」でいいですか?
A:はい、カセットボンベも「スプレー缶」の区分で、中身を出し切ってから出してください。
Q:穴をあけてしまったのですが、収集してもらえますか?
A:公式には「穴あけ不要」とされていますが、あけてしまった場合でも「スプレー缶」として透明・半透明の袋に入れて出せば回収は可能です。ただし、安全のため今後はあけずに出すことが推奨されています。
Q:燃えないごみの袋に入れても大丈夫ですか?
A:避けてください。燃えないごみ(ガラス・陶器類)とは出し方が異なります。必ず「スプレー缶だけ」を透明・半透明の袋にまとめて出してください。
Q:サビているスプレー缶はどうすればいいですか?
A:中身が空であれば通常通り「スプレー缶」として出せます。中身が残っていて危険だと感じる場合は、区の資源循環局事務所へ相談してください。
Q:収集日の何時までに出せばいいですか?
A:収集曜日の朝8時までに出してください。
まとめ
横浜市でのスプレー缶の捨て方は、「中身を使い切る」「キャップはプラスチック資源へ」「穴はあけずに透明・半透明の袋にまとめて出す」というルールが基本です。
スプレー缶は「小さな金属類」や「缶・びん・ペットボトル」とは異なる独自の区分であるため、混同しないよう注意が必要です。
正しく分別することで、地域の安全なゴミ収集とリサイクルに協力しましょう。
不明な点があれば、パンフレット裏表紙に記載されている各区の資源循環局事務所へ問い合わせるのが最も確実です。

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