横浜市で乾電池は何ごみ?正しい捨て方と火災を防ぐ3つの手順

横浜市
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  1. 横浜市で乾電池を捨てる前に知っておくべきこと
  2. 【結論】横浜市での乾電池の分別区分は「乾電池(燃やすごみと同じ日)」
    1. アルカリ・マンガン乾電池の扱い
    2. コイン形リチウム電池(型番CR・BR)の扱い
  3. 横浜市での乾電池の具体的な捨て方・手順
    1. 手順1:電極(プラス・マイナス)にテープを貼って絶縁する
    2. 手順2:透明または半透明の袋に入れる
    3. 手順3:燃やすごみの収集日に出す
  4. 市で回収できない例外パターンと注意点
    1. ボタン電池(型番LR・PR・SR)は回収不可
    2. 小型充電式電池(モバイルバッテリー等)は回収不可
    3. 電池が取り外せない小型家電の捨て方
  5. 乾電池や充電式電池の代替処分方法(リサイクル・不用品回収業者)
    1. 家電量販店などのリサイクル協力店に持ち込む
    2. 不用品回収業者に依頼する
  6. 横浜市の乾電池の捨て方に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1. サビたり液漏れしている乾電池はどう捨てる?
    2. Q2. 乾電池を「燃やすごみ」に混ぜて捨ててしまったらどうなる?
    3. Q3. 未使用の乾電池も同じ捨て方でいいの?
    4. Q4. 大量の乾電池を一度に捨てても大丈夫ですか?
    5. Q5. 会社やオフィスで出た乾電池は家庭ごみとして出せますか?
    6. Q6. 絶縁に使うテープはどんな種類でもいいですか?
  7. 【まとめ】横浜市の乾電池の捨て方一覧表
  8. 出典

横浜市で乾電池を捨てる前に知っておくべきこと

日々の生活に欠かせない乾電池。テレビやエアコンのリモコン、掛け時計、子どものおもちゃ、防災用の懐中電灯など、さまざまな場面で活躍していますが、いざ使い終わって捨てる段階になると、「何ごみに出せばいいのだろう?」「燃やすごみに入れても大丈夫?」「専用の回収ボックスが必要なの?」など、正しいルールが分からずに迷ってしまう方は非常に多いのではないでしょうか。

間違った捨て方をしてしまうと、ゴミ収集車の中やゴミ処理施設で電池が押しつぶされてショートし、大規模な火災事故を引き起こす危険性があります。こうした事故は、ごみ収集の作業員の方々の命や安全を脅かすだけでなく、収集車の故障による多額の損害、さらには地域のゴミ収集スケジュールの遅延など、私たちの生活環境全体に大きな悪影響を及ぼします。

この記事では、横浜市の最新のゴミ出しルールに基づき、乾電池の正しい分別区分から、火災を防ぐための安全な捨て方、さらには市では回収できない特殊な電池の種類と処分方法までを、網羅的かつ分かりやすく徹底解説します。この記事を最後までお読みいただければ、もう電池の捨て方で迷うことはなくなります。安全で環境に優しい適切な処分ができるよう、ぜひ参考にしてください。

【結論】横浜市での乾電池の分別区分は「乾電池(燃やすごみと同じ日)」

結論から申し上げますと、横浜市では一般的な乾電池は「燃やすごみ」と同じ収集日に出すことができます。しかし、ここで絶対に守らなければならない極めて重要なルールがあります。それは、燃やすごみと一緒の袋に混ぜて入れるのではなく、必ず「乾電池だけを入れた別の袋に分けて出す」ということです。

なぜ別の袋に分ける必要があるのでしょうか。それは、乾電池が燃やすごみと一緒に焼却炉に入れられてしまうと、爆発を起こして焼却設備を破損させたり、有害物質が発生したりする恐れがあるからです。別の袋に入れて目立つように出すことで、収集作業員が手作業で安全にピックアップし、適切なリサイクル・処理ルートへと回すことができます。

アルカリ・マンガン乾電池の扱い

私たちの日常生活で最もよく使われている筒型の「アルカリ乾電池」や「マンガン乾電池」は、横浜市のゴミ収集に「乾電池」として出すことができます。単1から単5までの筒型はもちろん、四角い形をした9V形の電池も扱いは同じです。

  • 単1形・単2形:ガスコンロ、大型の懐中電灯、石油ストーブの点火用など
  • 単3形・単4形:テレビやエアコンのリモコン、ワイヤレスマウス、掛け時計、電動おもちゃなど
  • 単5形:小型のライト、一部の防犯ブザーなど
  • 9V形(角形):火災報知器、ラジコンの送信機、楽器用エフェクターなど

これらの乾電池は、どのサイズであっても横浜市における分別区分は同じですので、まとめて一つの袋に入れて処分することが可能です。

コイン形リチウム電池(型番CR・BR)の扱い

平べったい円盤のような形をした電池のうち、型番(電池の表面に刻印されているアルファベット)が「CR」または「BR」から始まるものは「コイン形リチウム電池」と呼ばれます。こちらも、筒型の乾電池と同様に市の収集に出すことができます。

  • 主な型番の例:CR2032、CR2025、CR1220、BR2032など
  • 主な用途:車のスマートキー(キーレスエントリー)、体温計、歩数計、電子辞書、小型のLEDライトなど

コイン形リチウム電池は薄くて小さいため、燃やすごみに紛れ込みやすいという特徴があります。誤って捨ててしまわないよう、必ず他の乾電池と一緒に別の袋にまとめて出してください。

横浜市での乾電池の具体的な捨て方・手順

それでは、実際に乾電池をゴミに出す際の具体的な手順を解説します。誰でも簡単にできる以下の3つのステップを必ず守って、安全に処分しましょう。

手順1:電極(プラス・マイナス)にテープを貼って絶縁する

乾電池を捨てる際、最も重要で絶対に欠かしてはいけない作業が「絶縁(ぜつえん)」です。電池のプラス極(出っ張っている方)とマイナス極(平らな方)に、セロハンテープやビニールテープ、ガムテープなどをしっかりと貼り付けましょう。

使い終わったと思った電池でも、内部には微量な電力が残っていることがほとんどです。そのまま袋にまとめて入れると、電池同士の電極が触れ合ったり、他の金属類と接触したりしてショートし、急激に発熱・発火する恐れがあります。9V形(角形)の電池は、上部にプラス極とマイナス極が並んでいるため、端子全体を覆うようにテープを貼ってください。

手順2:透明または半透明の袋に入れる

テープを貼って絶縁した乾電池は、「中身がはっきりと見える透明、または半透明の袋」に入れます。横浜市では家庭ごみの指定袋制度がないため、スーパーやコンビニでもらうレジ袋や、市販の透明なポリ袋など、中身が乾電池であると外から確認できるものであれば何でも構いません。

このとき、生ゴミや紙くずなどの「燃やすごみ」とは絶対に混ぜず、乾電池だけを一つの袋にまとめるようにしてください。中身が見えない黒い袋や、紙袋、段ボール箱などに入れて出すのはルール違反となり、回収されない場合があります。

手順3:燃やすごみの収集日に出す

乾電池を入れた袋は、お住まいの地域の「燃やすごみ」の収集日(週2回)に、いつものゴミ集積場所へ出します。収集日の朝8時までに(一部地域では時間が異なる場合があります)出すのが基本ルールです。

出すときは、燃やすごみの袋の中に入れたり、袋の下敷きになったりしないよう、燃やすごみの袋の横にそっと置いておきましょう。作業員が一目で「乾電池の袋だ」と分かるように目立たせて出しておくことが、スムーズで安全な回収につながります。雨の日でもそのまま出して問題ありませんが、袋の口はしっかりと結んでおきましょう。

市で回収できない例外パターンと注意点

横浜市では、すべての種類の電池を家庭ごみとして回収できるわけではありません。以下の電池は市のゴミ収集に出すことができないため、特別な対応が必要です。不法投棄や誤った分別は、重大な事故や環境汚染につながるため絶対にやめましょう。

ボタン電池(型番LR・PR・SR)は回収不可

コイン形リチウム電池と見た目はよく似ていますが、少し厚みがあり、型番が「LR(アルカリボタン電池)」「PR(空気亜鉛電池)」「SR(酸化銀電池)」から始まる「ボタン電池」は、横浜市のゴミ収集では回収していません。

これらのボタン電池には、性能を安定させるために微量の水銀が含まれている製品があるため、適切なルートでリサイクルする必要があります。お近くの家電量販店、ホームセンター、スーパー、時計店などに設置されている「ボタン電池回収ボックス」へ入れてください。入れる際も、必ずセロハンテープで両面を挟むように貼って絶縁することを忘れないでください。

小型充電式電池(モバイルバッテリー等)は回収不可

繰り返し充電して使える電池や、それらが組み込まれた製品は、市では回収できません。これらには希少な金属が使われており、リサイクルが法律で義務付けられています。

  • リチウムイオン電池:スマートフォン、デジタルカメラ、モバイルバッテリーなど
  • ニカド電池:電動工具、コードレス電話機など
  • ニッケル水素電池:デジタルカメラ、電動アシスト自転車など

特にリチウムイオン電池は、強い衝撃や圧力が加わると激しく発火・破裂する危険性が極めて高く、ゴミ収集車の火災事故の最大の原因となっています。これらは必ず、リサイクル協力店(家電量販店や大型スーパーなど)に設置されている「小型充電式電池リサイクルボックス」へ持ち込んでください。

電池が取り外せない小型家電の捨て方

近年増えている電子タバコ、電動歯ブラシ、ワイヤレスイヤホン、ハンディファン(携帯扇風機)など、「充電式電池が内蔵されていて、ユーザー自身ではどうしても取り外せない」製品の処分には注意が必要です。

これらを無理に分解して電池を取り出そうとするのは、発火の恐れがあり大変危険です。横浜市では、各区役所や資源循環局収集事務所、一部のスーパーなどに「小型家電回収ボックス」を設置しています。投入口(30cm×15cm)に入る長さ30cm未満の小型家電であれば、電池が内蔵されたままこのボックスに入れることで、安全かつ適正にリサイクル処理されます。

乾電池や充電式電池の代替処分方法(リサイクル・不用品回収業者)

市で回収できない電池を安全に処分したい場合や、引越しなどで大量の不用品をまとめて片付けたい場合のおすすめの処分方法をご紹介します。

家電量販店などのリサイクル協力店に持ち込む

ボタン電池や小型充電式電池は、「一般社団法人JBRC」の協力店や、「ボタン電池回収推進センター」の協力店となっている身近な店舗の回収ボックスで無料で処分できます。

協力店は、大型の家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキなど)や、ホームセンター、大型スーパーなどが登録されています。持ち込む際も、安全のために必ず端子部分にテープを貼って絶縁してからボックスに入れましょう。お近くの協力店の場所は、JBRCや電池工業会の公式ホームページから簡単に検索することができます。

不用品回収業者に依頼する

引越しや年末の大掃除、遺品整理などで、「電池だけでなく、古い家電、家具、日用品などの不用品が大量にある」「分別する時間がない」という場合は、民間の不用品回収業者に依頼するのも有効な手段です。

業者が自宅まで直接回収に来てくれるため、重いものを運ぶ手間や、細かい分別作業を大幅に省くことができます。ただし、依頼する際はトラブルを防ぐため、必ず「横浜市の一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ている、あるいは適切な許可業者と提携している信頼できる業者を選ぶようにしましょう。無料回収を謳いながらトラックで巡回しているような無許可業者には絶対に渡さないでください。

横浜市の乾電池の捨て方に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、横浜市で乾電池を捨てる際によく寄せられる疑問に分かりやすくお答えします。

Q1. サビたり液漏れしている乾電池はどう捨てる?

A. 電池の表面がサビていたり、白い粉が出ていたり、液体が漏れたりしている場合でも、基本的には通常の乾電池と同じように「燃やすごみの日」に別袋で出すことができます。
ただし、漏れ出た液体(アルカリ性水溶液など)に素手で触れると、化学火傷を起こしたり、目に入ると失明の恐れがあったりと非常に危険です。処理する際は必ずゴム手袋などを着用し、ティッシュやボロ布で液や粉をきれいに拭き取ってから、漏れないようにビニール袋に入れて出してください。

Q2. 乾電池を「燃やすごみ」に混ぜて捨ててしまったらどうなる?

A. 乾電池を燃やすごみの中に隠れるように捨ててしまうと、ゴミ収集車(パッカー車)の中で強力な圧力で押し潰された際にショートし、火災を引き起こす原因となります。
実際に、電池の混入によるゴミ収集車や処理施設での火災事故は横浜市内をはじめ全国で頻発しています。作業員が命の危険にさらされるだけでなく、収集車の修理に数千万円の税金が使われたり、収集作業がストップして地域全体に迷惑がかかることになります。分別ルールは絶対に守りましょう。

Q3. 未使用の乾電池も同じ捨て方でいいの?

A. 古くなって使用期限が切れたり、錆びてしまって使えなくなった「未使用の乾電池」も、捨て方の分別区分は使用済みのものと同じです。
ただし、未使用のものは内部に電力がたっぷりと残っているため、使用済みのもの以上にショートした際の発火リスクが高くなります。捨てる際は、必ず両極にテープをしっかりと隙間なく貼り、完全に絶縁してから捨てるようにしてください。

Q4. 大量の乾電池を一度に捨てても大丈夫ですか?

A. 家庭から出たものであれば、複数本の乾電池を一度に出すこと自体は問題ありません。ただし、数十本もの大量の電池を一つの袋に詰め込むと、袋の中で電池同士がこすれ合ってショートする危険性が高まります。大量にある場合は、しっかりと一つずつ絶縁テープを貼った上で、袋を小分けにして出すか、数回に分けて少しずつ出すなどの配慮をお願いします。

Q5. 会社やオフィスで出た乾電池は家庭ごみとして出せますか?

A. いいえ、出せません。事業活動(会社、店舗、工場、病院など)に伴って排出される乾電池は「産業廃棄物」に該当するため、家庭ごみの集積所に出すことは法律で禁止されています。事業系の廃棄物として、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して適切に処理してください。

Q6. 絶縁に使うテープはどんな種類でもいいですか?

A. 電気を通さない素材であれば問題ありません。ご家庭にある一般的なセロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープ(布・クラフト)、マスキングテープなどが使用できます。アルミテープなどの金属が含まれるテープは電気を通してしまうため、絶対に使用しないでください。

【まとめ】横浜市の乾電池の捨て方一覧表

最後に、横浜市における電池の種類ごとの捨て方・分別区分を一覧表にまとめました。ご家庭で電池を捨てる前に、ぜひこの表で最終確認を行ってください。

電池の種類 具体例・型番 分別区分・処分先
筒型乾電池 アルカリ電池、マンガン電池
(単1~単5形、9V角形など)
燃やすごみと同じ日
(中身が見える別袋で出す)
コイン形リチウム電池 CR、BRから始まるもの
(CR2032など)
燃やすごみと同じ日
(中身が見える別袋で出す)
ボタン電池 LR、PR、SRから始まるもの
(LR44など)
市では回収不可
(協力店のボタン電池回収ボックスへ)
小型充電式電池 リチウムイオン、ニカド、ニッケル水素
(モバイルバッテリーなど)
市では回収不可
(協力店のリサイクルボックスへ)

※重要なお願い※
どの種類の電池を捨てる際も、火災事故を未然に防ぐため、必ずプラス極とマイナス極にテープを貼って「絶縁」をお願いします。

市民の皆様一人ひとりの正しい分別と処分へのご協力が、作業員の安全を守り、美しく住みよい横浜市の環境を未来へ残すことにつながります。ルールを守って、安全にゴミを出しましょう。

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