横浜市にお住まいで、ネットショッピングの利用などで溜まってしまった「段ボール」の処分にお困りではありませんか?「何ゴミに分類されるのか」「雨の日でも出していいのか」など、正しいルールを知りたい方も多いはずです。
横浜市発行の公式資料「横浜市ごみと資源の分け方・出し方ガイドブック」に基づくと、段ボールは単なる「ごみ」ではなく、大切な「資源物」として扱われます。ルールを守って排出することで、再び段ボール箱や紙筒へとリサイクルされます 。
この記事では、横浜市の公式ガイドラインに沿った段ボールの正しい捨て方、注意点、そして早く処分したい時の代替案までを分かりやすく解説します。この記事を読めば、今日から迷わず安全に段ボールを処分できるようになります。
横浜市で段ボールは何ゴミ?公式パンフレットの分別区分
横浜市の公式ガイドラインにおいて、段ボールは「資源物」の中の「古紙」という区分に分類されます 。
分別区分と収集の仕組み
段ボールは、市による直接の収集ではなく、自治会や町内会などの地域団体が民間業者と契約して行う「資源集団回収」によって回収されています 。そのため、お住まいの地域によって収集日や排出場所が異なります。
- 分別区分: 資源物(古紙)
- 収集頻度: 週1回(地域団体と業者が決定)
- 排出場所: 地域で決められた回収場所(青いステッカーが目印)
なぜ「燃やすごみ」ではなく資源物なのかというと、段ボールは100%リサイクル可能な貴重な資源だからです。正しく分ければ、再び段ボール箱などの製品へと生まれ変わります 。
出典
横浜市ごみと資源の分け方 p.1 「分別の種類」
横浜市ごみと資源の分け方 p.7 「古紙・古布(資源集団回収)」
横浜市ごみと資源の分け方 p.23 「資源物のリサイクル」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
【手順解説】段ボールの安全な捨て方・出し方
横浜市のルールに従い、段ボールを安全かつ確実にリサイクルへ回すための具体的な手順を解説します。
ステップ1:付属品を取り除く
段ボールに付いている以下のものは、リサイクルの妨げになるため必ず取り除いてください。
- 粘着テープ(ガムテープ): 剥がして「燃やすごみ」へ出します 。
- 配送伝票・シール: 可能な限り剥がして「燃やすごみ」へ 。
- 留め金(金属製): 付いている場合は取り除き、「小さな金属類」へ分類します。
ステップ2:平らにたたむ
箱のまま出すのではなく、必ず平らにたたんでください。
ステップ3:ひもで束ねる
品目ごとにまとめて、紙ひもやビニールひもなどでしっかりとしばってください 。
- 注意: まとめる際に粘着テープ(ガムテープ)を使用することはできません 。
ステップ4:指定の場所に出す
収集曜日の朝8時までに、お住まいの地域の回収場所に出してください 。
出典
横横浜市ごみと資源の分け方 p.1 「分別の種類」
横浜市ごみと資源の分け方 p.7 「古紙・古布」
横浜市ごみと資源の分け方 p.31 「問合せが多い分別品目(た)」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
注意!サイズや種類で変わる段ボールの分別ルール
段ボールであっても、その状態や種類によっては「資源物」として出せないケースがあります。横浜市の公式ルールによる例外事項を確認しましょう。
資源物(古紙)として出せない段ボール
以下のものはリサイクルに適さないため、資源物ではなく「燃やすごみ」として出してください。
- 汚れたもの: 油が付着したピザの箱、食品の汚れがついたものなど 。
- 加工されたもの: 裏側がアルミコーティングされたもの 。
雨の日の排出について
「古布(衣類など)」は雨の日に出すことができませんが、段ボールなどの「古紙」は雨天時でも出すことが可能です 。ただし、回収業者によっては独自のルールを設けている場合があるため、地域の掲示板等もあわせて確認すると安心です。
サイズによる区分
段ボールは、基本的に大きさに関わらず「古紙」として資源集団回収に出せますが、あまりにも大量にある場合や事業に伴うものは、後述する別の方法が必要になることがあります。
出典
横浜市ごみと資源の分け方 p.7 「古紙・古布」
横浜市ごみと資源の分け方 p.8 「燃やすごみ(汚れた紙)」
横浜市ごみと資源の分け方 p.31 「問合せが多い分別品目(た)」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
市で回収できない段ボール(適正処理困難物)の場合の対処法
通常の資源集団回収に出せない特別なケースや、公式な相談窓口について案内します。
事業活動に伴う段ボール
店舗、会社、事務所などの事業活動から生じた段ボールは、家庭ごみの集積場所や資源集団回収に出すことはできません 。これらは「事業系ごみ」となり、許可業者へ収集を依頼するか、自ら処理施設へ持ち込む必要があります 。
大量に出る場合(引っ越しなど)
引っ越し等で一度に多量の段ボールが出る場合(一時多量ごみ)は、通常の回収に少しずつ出すか、お住まいの区の資源循環局事務所へ相談してください 。
問い合わせ先
分別の判断に迷う場合や、回収場所が分からない場合は、各区の資源循環局事務所が窓口となります 。
- 資源循環局事務所: 月〜土(8:00〜16:45)
出典
横浜市ごみと資源の分け方 p.14 「一時多量ごみ」
横浜市ごみと資源の分け方 p.18 「事業系ごみ」
横浜市ごみと資源の分け方 裏表紙 「問合せ先一覧」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
すぐに処分したい場合は?市の回収以外の選択肢
「引っ越しが明日なので、週1回の回収まで待てない」といった場合には、市の回収以外の方法も検討できます。
- センターリサイクル(拠点回収)を利用する
各区の資源循環局事務所では、資源物の拠点回収(センターリサイクル)を実施しています。段ボールも持ち込みが可能です 。
- 受付: 月曜〜土曜(9:00〜16:00、※11:30〜13:30は避ける)
- 古紙回収ボックスの利用
スーパーやショッピングセンターの店頭に設置されている「古紙回収用ボックス」を利用できる場合があります。
- 注意: 横浜市が区役所等に設置している「資源回収ボックス」は、新聞・雑誌などは対象ですが、段ボールは対象外(出せません)となっているので注意してください 。
- 不用品回収業者の利用
他の不用品とまとめて引き取ってもらうことも可能ですが、横浜市は「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持たない無許可業者への依頼に注意を呼びかけています 。
※市の公式ルールに基づいた排出が基本となります。民間のサービスを利用する場合は、自己責任での利用となります。
出典
横浜市ごみと資源の分け方 p.17 「資源物の直接持ち込み・回収など」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
横浜市での段ボール処分に関するよくある質問(FAQ)
公式パンフレットの内容を元に、間違いやすいポイントをまとめました。
Q1. 段ボールをしばるのにガムテープを使ってもいいですか?
A1. いいえ、使えません。必ず紙ひもやビニールひもでしばって出してください 。
Q2. 宅配便の伝票や住所シールはそのままでも大丈夫ですか?
A2. 可能な限り剥がしてください。粘着テープやシールなどはリサイクル過程で異物となるため、「燃やすごみ」として処分してください 。
Q3. ピザの箱は段ボールとして出せますか?
A3. 油などで汚れているものは「燃やすごみ」に出してください 。汚れがない部分だけであれば資源物として出せます。
Q4. 雨が降っていますが、出しても大丈夫ですか?
A4. はい、段ボール(古紙)は雨の日でも排出可能です 。
Q5. 区役所の資源回収ボックスに持ち込んでもいいですか?
A5. 区役所等に設置されている「資源回収ボックス」には、段ボールは出せません 。各区の資源循環局事務所が実施している「センターリサイクル」へ持ち込んでください 。
出典
横浜市ごみと資源の分け方 p.7 「古紙・古布」
横浜市ごみと資源の分け方 p.17 「資源物の直接持ち込み・回収など」
横浜市ごみと資源の分け方 p.31 「問合せが多い分別品目」
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/ongen/pamphlet/wakedashi.html
まとめ
横浜市での段ボール処分は、「資源物(古紙)」として地域団体の「資源集団回収」に出すのが基本ルールです。
- テープや伝票は剥がす
- 平らにたたんで、ひもでしばる
- 汚れたものは「燃やすごみ」へ
ルールを守った分別の継続は、CO2排出量の削減や脱炭素社会の実現にも直結しています 。もし出し方や回収場所に困った際は、お住まいの区の「資源循環局事務所」へ気軽に問い合わせてみましょう。正しい分別で、スマートで環境に優しい横浜ライフを実践しましょう。

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